2005年09月20日

#3 認知

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◆ プロコミのゴール:認知
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[認知]はプロコミの3つのゴール([認知][判断][行動])の最初のゴールです。


全てのプロコミのゴールは[認知]のデキに左右されます。
    ^^^^

プロコミには情報を伝える発信者と、情報を受ける受信者が存在します。
発信した情報を受信者に正しく理解される事が最初のゴールとなります。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

つまり[認知]です。


言葉では簡単ですが、なかなか難しいですよね??


こんな体験ありませんか?

[例]-----------------------------------------------------------------

とある業務システム開発プロジェクトのリーダ(発信者)が、
進捗会議でプロジェクトメンバ(受信者)に仕様変更について説明する。
会議では質問も出ず、仕様変更の趣旨や内容を理解されたと思い込む。
^^^^^^^^

しかし、実際出来たプログラムには理解されたはずの仕様が正確に
反映されていない。

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なぜでしょうか??


これは発信者と受信者のバイアスによりズレが生じていると考えられます。


ですから、ただ情報を発信するだけでは正確に認知されません。
発信する側は特にこのバイアスに注意する必要があります。


 ■発信側:情報+発信者のバイアス
 ■受信側:(情報+発信者のバイアス)-受信者のバイアス


発信者と受信者のバイアスの絶対値が同じ場合に最も正確に認知されます。
しかし、絶対値の差が大きいほどズレが大きくなり認知されません。


ポイントは発信側/受信側の両方にバイアスが存在する点です。


人は無意識に色眼鏡越しに物事を見ています。
この色眼鏡の色の度合いがバイアスになります。


では、どのようなバイアスが存在するのでしょうか?


●水平方向のバイアス:知識・経験など
●垂直方向のバイアス:組織・立場など


*上記例では水平方向のバイアスによりずれが生じています。


本日はここまでです。


次号では[水平方向のバイアス]について考えたいと思います。

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2005年09月13日

#2 プロジェクト

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◆ プロコミのゴール
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ゴールを明確に理解・意識することがプロコミ成功の第一歩となります。

では、プロコミのゴール(目的)って何でしょうか?


一般的なコミュニケーションは情報を誰かに伝える(伝達/連絡など)意味で
用いられると思います。


しかし・・


プロコミのゴールは情報を伝えるだけではありません。
^^^^^^^^^^

思い出してください、

プロジェクトは特定に期間(有期性)に独自のアウトプット(独自性)を創り出す
活動でしたね?(前号参照)


これを、プロコミに言い換えると

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プロコミは特定の期間に独自のアウトプットを創り出すためのコミュニケーションである。

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です。


続き・・・
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2005年09月06日

#1 プロジェクト

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◆プロジェクト
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●プロジェクトの定義

PMBOKではプロジェクトを以下に定義しています。

<引用開始>^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、
所産を創造するために実施される有期性の業務である。

<引用終了>^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


PMBOKの定義によれば、プロジェクトには2つの要素が存在します。


1つ目は独自性です。
プロジェクトには必ず独自のアウトプットが必要です。
これはアウトプットの形式に依存しません。アウトプットはサービスでも、
製品でも、ソースコードでも、システムでも何でも構いません。
ただ、それらのアウトプットが独自なものであれば良いのです!

良いですか?

独自のアウトプットです。


2つ目は有期性です。
プロジェクトは必ず明確な開始と終了が存在しなければならないのです。
ですから、日次、週次、月次に決まって行う作業はプロジェクトではないのです。


特定の期間でなければいけませんよ。


ルーチンワークは独自性も有期性もありませんよね。
ですから、ルーチンワークはプロジェクトと正反対の位置づけにあります。


本メルマガではこのプロジェクトで行われるコミュニケーションについて
考えて行きます。



本日はここまでです。

次号ではコミュニケーションの要素について考えたいと思います。


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2017年11月23日

#6 人間性

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◆ 認知の人間性
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プロコミの最初かつ最重要のゴール『認知』のミスを防ぐために、
考慮すべき要素の1つが『人間性』です。


プロコミする相手は最終的には(ホボ)人ですよね?


垂直・水平方向のバイアスを考慮し、
知識や立場の壁を越えてプロコミをしても認知されない事があります。


何故でしょう??


そうです。
相手が人だからですね。

人には性格・感情などの個性、つまり『人間性』があります。

プロコミの受信者が人間の場合、発信者の思通りに認知してくれません。
人には意思も感情もあり、かつ全ての人は個性的で同じではないからです。


対象的に・・・システム(ソフトウェア)を相手にするのは簡単です。

システムは命令に従って処理を実行します。
相手のご機嫌を伺ったり、個性を気にする必要はありません。
コーディングされた通りに必ず処理を実行してゆき結果を出します。
上手く処理できない場合は設計が悪いかバグがあるからです。

ですから、目的の結果を得ることが簡単です。
(操作方法を覚えればですが・・・)


人が相手だとこうは行きませんね。


●プロコミの認知において考慮すべき『人間性』は何でしょうか?
大きく2点考えました。


1.受信者の個性(性格)
2.受信者の状態


1.受信者の個性(性格)

  同じ事を同じ様に伝えても、人によって同じようには認知されません。
  また、1対1の場合は良いですが数人に対してプロコミする場合は全ての
  人を考慮するとコスとが掛かり過ぎますし、現実的ではありません。
  ただ、意識的にフォローする事は大切ですね。
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  ■□ 例
  ・強く言うと反発する人もいますし、反発しない人もいます。
・理解したと言っても、実は理解していない人もいます。
  ・一回では理解できない人もいます。
  ・文章ばかりだと理解できない人もいます。


2.受信者の状態

  同じ事を同じ様に同じ人に伝えても、受信者の状態により同じように
  認知されません。
  人は毎日・毎時間状態が異なります。プライベートな理由もありますし、
  仕事が理由の場合もあります。受信者の状態を知ることも大切ですね。

  ■□ 例
  ・体調の状態。
・作業の負荷などによる疲労状態。
  ・作業に集中している状態。


長く付き合っている相手だと、お互い理解しあっている事から無意識に
『人間性』を考慮している場合があります。

しかし、再度確認する必要があると思いますよ。

同じ人でも全く同じ状態はなく、日々変わっているからです。
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認知における『人間性』のチェックポイントです。

●チェックポイント

 □ 受信者は誰ですか?
 □ 受信者はどのような性格(個性)ですか?
 □ 受信者に『認知』される伝え方ですか?
  (受信者の個性に合った伝え方ですか?)
 □ 受信者の状態は良いですか?
 □ タイミングは良いですか?


『人間性』を無視しいたコミュニケーションを行うと正確に『認知』されません。
気を付けて下さいね。


本日はここまでです。


次号では『認知のまとめ』をしたいと思います。


posted by mori at 20:02| Comment(0) | メルマガバックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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