2006年04月03日

#24 プロコミの品質と等級

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◆ プロコミの品質と等級
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●品質の復習

プロコミ(プロジェクトコミュニケーション)での品質は下記でした。


プロコミの3つのゴール(認知・判断・行動)を達成すること、
達成率を向上させることです。


つまり、ゴール(要求)への適合度と言い換えられます。


●等級とは

PMBOKでは等級(Grade)を以下に定義しています。

(抜粋)-----------------------------------------------------------------

機能的用途は同じだが品質に対する要求事項が異なるものを識別する際に使う、
区分または順位。

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あくまで要求事項を区別するものです。


例えば・・・


パソコン(PC)を選ぶときは『用途』に応じて『等級』を選んでませんか!?!


PCはCPUやメモリなどの機能・スペックの違いにより

等級 ↑ ハイエンド
− ミドルレンジ
↓ エントリー(ローエンド)

などに分類されます。

『等級』は『品質』ではありませんので、

・ハイエンドモデル・・・・壊れにくい
・エントリーモデル・・・・壊れやすい

とは定義されません。

壊れやすい・壊れにくいは『品質』です。


ゴールを達成するために、適切な『等級』を見極める必要があります。
要求される『等級』より高くても低くても良くありません。
(これって結構難しいですが・・・)


[等級が低すぎる場合]

要求事項を満たしてないため、プロコミのゴールを達成出来ません。


[等級が高すぎる場合]

等級が高い分無駄が生じます。
特に時間があると等級を勝手に高くする傾向があると思います。

これは、金メッキ(Gold Plating)と呼ばれます。

効率・コスト面から考えると良い事ではありませんね。


必ずしも
『等級』が低い事は問題ではありませんが、『品質』が低い事は問題です。


『低品質』では
プロコミのゴールが達成できませんから手直し作業(Rework)が発生します。


これは効率悪化・コスト増につながりますね。


コミュニケーションの発信者は受信者が要求する『品質』と『等級』を考慮し
て下さいね。
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2006年03月21日

#23 プロコミのQ(品質)

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◆ プロコミの【Q(品質)】
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●プロコミのQ(品質)とは何でしょう?


コミュニケーションはそもそも正確に伝わらないものです。

ですから、
コミュニケーションはミス・ロスが必ず発生すると考えたほうが良いです。


これはバイアスが影響しているからです。
(とりあえず、表現方法や情報の過不足の影響は排除して考えます。)


例えば)リンゴを想像してください。


・・・・・


・・・・・


どんなリンゴを想像しましたか?


赤いリンゴ、青いリンゴ、カットされたリンゴ、木になっているリンゴ・・・


どれも正解です。

色・形・状態等に対し様々なバイアスが存在するため、
完全に一致する事は余りありません。


コミュニケーションは情報が送信者(Sender)から受信者(Receiver)
へ伝えられます。


コミュニケーションの経路は以下です。

送信者 → 情報加工@ → 情報配布 → 情報加工A → 受信者 →アクション

色眼鏡(キー)で情報を加工するためミス・ロスが発生します。


このミス・ロスが品質の尺度と考えると・・・

『バイアスを考慮して、バラツキを小さくすること』

が大切ですね。


正確な情報伝達があって、初めてその後のアクションが可能となります。


プロコミのQ(品質)の尺度は、情報の伝達率ではなく
あくまで・・・プロコミの3ゴール(認知・判断・行動)の達成度です。



●品質の目的

ズハリ・・・

プロコミの3つのゴール(認知・判断・行動)を達成すること、
達成率を向上させることです。


これはQCTすべで共通です。

2006年03月06日

#22 プロコミのQCT

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◆ プロコミのQCT
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●プロコミのQCTとは?

【Q】:Quality →品質
【C】:Cost   →コスト
【T】:Time →タイム(スケジュール)


製造業ではQCD管理(Quality:品質、Cost:価格、Delivery:納期)
が有名ですが、納期だとエンドだけ重要なイメージが強いので
プロコミではあえてタイム(T)にしました。


●なぜQCTか?

プロジェクトとは特定に期間(有期性)に独自のアウトプット(独自性)を創り
出す活動です。


【参考】#1 http://procomi.seesaa.net/article/11463035.html


プロジェクトのゴールはアウトプットを期間内・予算内・高品質で作り出
す事と言い換えられます。


プロジェクトマネジメントは上記ゴールを達成するためにプロジェクトを
マネジメントする活動です。


プロコミでは、
コミュニケーションをプロジェクトのゴールを達成するためのクリティカル
な要素(プロコミ!!)と位置づけています。

ですから、プロジェクト同様にマネジメントが必要(必須)となります。


今回はマネジメントのベーシックな3要素Q・C・Tにフォーカスします。



●補足(PMBOK)

プロジェクト管理に関する国際標準であるPMBOKでは
プロジェクトマネジメントについて9つの知識エリアと5つのプロセスという
概念を提唱しています。(あくまで概念です)

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●9つの知識エリア
【1】総合
【2】スコープ
*【3】タイム
*【4】コスト
*【5】品質
【6】人的資源
【7】コミュニケーション
【8】リスク
【9】調達
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●5つのプロセス
【1】立上げ
【2】計画
【3】実行
【4】管理
【5】終結
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PMBOKの知識エリアではQCT+α(6)を提唱しています。
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2006年02月27日

#21 コミュニケーションセンタのまとめ

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◆ コミュニケーションセンタ
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●コミュニケーションセンタとは・・・

ステークホルダ間のコミュニケーションパス(経路)を軽減(単純化)するために
設置する中心(ハブ)の事。


●コミュニケーションセンタの効果

コミュニケーションセンタによりチャンネルが大幅に削減可能です。

・通常 チャネル数 = N(N-1)/2
・センタ利用 チャネル数 = N-1 * Nはステークホルダ数


       通常チャンネル数   コミュニケーションセンタ
----------------------------------------------------------------
N=5の場合      10            4
N=10の場合      45            9
----------------------------------------------------------------

N=5の場合は 40%
N=10の場合は な ん と 20%削減されます!!


●コミュニケーションセンタのメリット

コミュニケーションチャンネルが多いと情報は劣化する可能性が高まります。


伝言ゲームを思い浮かべてください。
テレビでやってますよね?
最初の人と最後の人では全く違う場合がありませんか??


コミュニケーションはリーチが短いほうがベターです。
リーチが長いほど情報は劣化するからです。

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例)
 条件:5人で伝言する場合
 1回で±5%ずれが生じる場合

     ● → ● → ● → ● → ●
 ズレ度
 +5%  100  105   110   116   122
 -5%  100   95    90    86    82

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最大40%のずれが生じます!!(+22% -18%)


コミュニケーションセンタはチャンネルを単純化し、
リーチを短くする事により質・効率を高める事ができます。


●コミュニケーションセンタの種類

コミュニケーションセンタにはいろいろ種類があります。

#20では組織や会議体・ドキュメントなどを挙げましたが・・・


センタを作る場合に注意が必要です。

コミュニケーションセンタはセンタを作る事が目的ではありません。
あくまで、より良いコミュニケーションを行えるフレームワークをつくり
プロコミのゴールを達成する事、つまりプロジェクトを成功させる事が
目的となります。

(当たり前?ですが・・・)

プロジェクトの規模・特性に合わせて工夫してくださいね。

2006年02月13日

#20 コミュニケーションセンタ

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◆ コミュニケーションセンタ
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●コミュニケーションセンタの効果

通常とコミュニケーションセンタでのチャンネル数を比較してみます。

・通常 チャネル数 = N(N-1)/2
・センタ利用 チャネル数 = N-1

* Nはステークホルダ数


この公式からも分かりますか・・・

プロジェクトステークホルダが増えるほどコミュニケーションセンタは
威力を発揮しますね。


"百聞は一見に如かず"ですから、下記表を参照して下さい。

http://procomi.up.seesaa.net/image/231920Fig2.JPG


どうですか?


かなり効果がありそうですね!?!



●コミュニケーションセンタの種類(例)

コミュニケーションセンタの種類を2つ考えました。


1.組織構造的アプローチ

 ◆ピラミッド型組織(ヒエラルキー)

 階層型の組織構造ですね。
 コミュニケーションは職位により上下に行われます。

 ピラミッド型の組織が多いのは理に適っているといえます。
 (もちろん問題もありますが・・・)


 ◆水平型組織

 ピラミッド型と異なり、階層がありません。
 この場合は職位ではなく、担当分野(機能)などにより中心が設定されるます。
 
 ですから、コミュニケーションの内容により中心が移動します。


2.伝達媒体(手段)的アプローチ

 ◆会議体

 個々でコミュニケーションするのではなく、複数のステークホルダが同時に
 情報を共有できるため効率的です。

 ですから、毎日10分のショートミーティングも重要ですよ!!

 ◆ドキュメント

 見える化ですね。
 ステークホルダが各々ドキュメントを参照することによりチャンネルは
 少なくなります。


 ◆情報共有システム

 プロジェクトに関わるドキュメントをステークホルダ間で共有する事です。
 これはシステムである必要はありません。
^^^^^^^^
 サーバ上に共有ディレクトリを作ってエクスプローラで参照すればOKです。

 目的はあくまで情報を共有することです!!


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2006年02月06日

#19 チャンネルの軽減

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◆ チャンネル数の軽減(単純化)
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●まず、チャンネル数の複雑化によるデメリット

プロジェクトのステークホルダが増加すると、チャンネル数も増加します。

*詳細は前号を参照して下さい。
 http://procomi.seesaa.net/article/12579303.html


つまり、ステークホルダの増加はコミュニケーションパスの増加を意味します。


何が起こるのでしょう???


1.コミュニケーションパスの物理的増加



2.コミュニケーションロス・ミスの増加

・ロス:情報が欠落する
・ミス:誤った情報が伝えられる



3.コミュニケーションの質/効率低下



4.コミュニケーションコストの増加


これではプロコミのゴールは達成できません。


続き・・・
posted by mori at 23:59| Comment(0) | メルマガバックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月01日

#18 コミュニケーションチャンネル

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◆ チャンネル
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●コミュニケーションチャンネルの定義

まずは言葉の意味から考えます。
gooで『チャンネル』を調べてみました。場所の都合上(7)だけ抜粋。


(引用開始)------------------------------------------------------------

(7)情報を得たり、意思を伝達したりする道筋。つて。

(引用終了)------------------------------------------------------------


プロコミではコミュニケーションチャンネルを
『プロジェクトで行われるコミュニケーションの経路数』
と定義します。


続き・・・

2006年01月25日

#17 ミツバチのコミュニケーション:後編

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◆ ミツバチのコミュニケーション:後編
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●ミツバチのコミュニケーションのポイント整理

ミツバチはかなり大規模な組織です。

前号で説明したとおり、
蜜の収集には『ダンス』によるコミュニケーションが使われます。


ポイントは3つです。


1.共通化
2.効率化
3.見える化


1.共通化

『ダンス』は共通の規約(ルール)に従って行われます。

働き蜂にとって『ダンス』が情報伝達の『言語』となります。

また、『ダンス』には無駄が無くシンプルな形式で情報が伝達されます。

共通言語『ダンス』を理解できることが働き蜂にとって必須スキルとなります。


2.効率化

蜜を収集できる期間(時期)には限りがあります。
また、何万匹もいる働き蜂に蜜の場所を伝える必要があります。

ですから、効率よく蜜を収集する事が働き蜂のミッションになります。

ここでの効率は『早く』『正確に』を意味します。

彼らは進化の過程で(彼らにとって)最も効率的な情報伝達手段『ダンス』を
生出したと考えられます。


3.見える化

働き蜂は可視化された共通の言語『ダンス』で情報を伝達します。

蜂は話すことも、書くことも出来ません。もちろん以心伝心って事もありません。

ですから、見える化する事が非常に大切です。

見える化により1:Nの効率的なコミュニケーションを実現できているし、

チェックによる正確さの確認が行われていると考えられます。


●ミツバチからの提言

プロコミ(プロジェクトにおけるコミュニケーション)は
共通の規約で可視化された簡易な手法で、効率的(早く正確)に行われる
必要がある!!


本日はここまでです。

2006年01月10日

#16 ミツバチのコミュニケーション:前編

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◆ ミツバチのコミュニケーション:前編
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●なぜミツバチか?

昆虫は最も繁栄した動物と言われています。

知ってましたか??

環境に適用し進化(多様化)したからだと言われています。
面白いことに社会性(集団行動)を持った昆虫にも存在します。

例えば、ハチやアリなどです。

地球上で最も繁栄している昆虫からコミュニケーションを学ぶ!!
をコンセプトに、今号は身近な昆虫であるミツバチを取上げました。


●プロジェクト情報

ミツバチプロジェクト情報は以下です。

・目的:子孫を残すこと
・期間:1年(1シーズン)
・規模:数万匹


●ミツバチのロールモデル

ミツバチプロジェクトは分業化され、役割が明確に異なります。
下記の通り、完全に雌社会です。
(♂?の私としては少し寂しいですが・・・)

・女王蜂(♀):1匹 ⇒ 産卵
・働き蜂(♀):数万匹 ⇒ 産卵以外(蜜管理・育児・巣管理・・・)
・雄蜂(♂) :数百匹 ⇒ 繁殖(交尾)


●ミツバチのコミュニケーション

ミツバチにとってクリティカルなタスク(蜜の収集)における
コミュニケーションにフォーカスします。

コミュニケーションの方法はズバリ・・・
『ダンス』です!?!

蜜までの距離・方角・質等を『ダンス』によって伝えているそうです。

・円形ダンス :近距離
・8の字ダンス:遠距離

ダンスの活発さ回転頻度、角度などで詳細な情報を伝えるようですが、
基本的には上記のダンスで全てを伝達します。


ポイントはズバリ

・正確性
・効率性

数万匹の大規模プロジェクト(?)におけるコミュニケーションは
『正確』で『効率的』である事が求められますね。

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2006年01月03日

#15 行動のまとめ

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◆ 第3のゴール『行動』のまとめ
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●プロコミの3つのゴールの復習から

プロコミの相手(受信者)への期待により3つのゴールに分類されます。

1.認知:正しく情報を理解して欲しい時
2.判断:正しく情報を理解し、かつ判断して欲しい時
3.行動:正しく情報を理解し、判断し、かつ行動して欲しい時


●『行動』の定義

正しい『認知』『判断』に基づき、

プロジェクトの目的を達成するため意識的に行う最良の行為。

[一言]

行動は『意識的』に行われ、『可視化』する事が重要です。


●『行動』の3つの種類

行動の3種類を考慮しましょう。

1.必然性
2.意識
3.強制

[一言]

どのような行動が求められているのか?
どのような行動をすべきか?を考慮することが大切です。


●『行動』の思考プロセス

プロセスはPDCA(Plan:計画/Do:実施/Check:確認/Action:リトライ)
で考えると分かりやすいですね。

『行動』の定義・種類を意識しながら下記フローで考えましょう!!

◆計画プロセス(Plan)

1)行動する内容は?
2)行動により影響は?
3)誰が行動するのか?
4)行動のスケジュールは?
5)行動の完了は何か?


◆実行プロセス(Do)

1)『行動』の実施
2)『行動』の経過・結果のログを作成(可視化)


◆確認・再実行プロセス(Check/Action)

1)結果の確認
2)結果がNGの場合は原因を調べ、リトライ


[一言]

プロコミではプロセスの可視化は重要なキーワードです。
特に『行動』は可視化しにくいため注意が必要となります。


本日はここまでです。


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2005年12月14日

#14 行動の思考プロセス

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◆ はじめに
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こんにちは、森岡です。


●はじめての読者さん

ご購読有難うございます。
最後の『はじめての読者さんへ』を読んで下さいね。


●いつもご愛読いただいている読者さん

今号もご購読頂き有難うございます。


●今日はプロコミの第3のゴール『行動』の思考プロセスについて考えます。


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◆お詫び
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先週、
自宅のPCが起動しなくなってしまい1週間発行できませんでした。

ご迷惑をお掛けしました。


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◆ 第3のゴール『行動』の思考プロセス
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●まずはイメージから

以下の4つについてイメージして下さい。

1)どのような行動するか?(判断した内容に基づく)

2)行動による影響は?(特にマイナス面)

3)行動するのは誰か?

4)行動の開始と終了日は?(タイミング依存性・連続性)

5)何を持って完了とするか?


●プロコミ実施!!

プロコミでの『行動』は一般的なコミュニケーションとは少し違います。


『行動』はコミュニケーションの結果として行われ、 ←意識的
『行動』のログを残すことにフォーカスしています。 ←可視化


つまり、『行動』のプロセスを可視化し、コミュニケーション可能な形とする
ことが重要となります。


1)『行動』計画の作成・承認

2)『行動』を実施

3)『行動』の経過・結果のログを作成

4)結果がNGの場合は原因を調べ、リトライ

*最終的に承認されるまで1)〜4)を繰り返す



本日はここまでです。


次号ではプロコミの第3のゴール『行動』をまとめます。


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◆ 編集後記
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寒いですねー、忙しいですねー、年末ですねー(笑)

今年もあとわずかです、もう一息がんばりましょう!!



*最後まで読んでいただいて有難うございます。
*次回号でお会いしましょう!!


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◆ はじめての読者さんへ
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はじめまして、森岡です。

ご購読有難うございます。

SEの仕事ってご存知でしょうか?
流行の?IT業界で創造的で華やかな仕事だと思っていませんか?

その様な方も、もちろんいますが、実際は日々残業が続き、過酷な作業に
追われている方も多いのが現状だと思います。

そのような状況だと、
なかなか仕事以外のことって考える余裕がありませんよね。


日々忙しく作業の追われ、
結局残ったのは大量のバクと疲労感では寂しいですよね・・・


っと考え、
私が日頃関心を持っているプロジェクトコミュニケーションについて考えます。


プロジェクトコミュニケーションとはプロジェクト内で行われる
コミュニケーションを意味しています。

プロジェクトを成功に導く必須要素です!!


●プロコミ

プロジェクトコミュニケーションは長いので省略して

プロコミ
^^^^^^^^
にします。分かり辛いかもしれませんが・・・(笑)


*最後まで読んでいただいて有難うございます。
*次回号でお会いしましょう!!


----------------------------------------------------------------------
[発行者情報]
□発行責任者  :森岡
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□配信日    :毎週火曜日(予定)
□配信変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000168976.html


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2005年11月30日

#13 行動の種類

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◆ 第3のゴール『行動』の種類
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『認知』『判断』が正しければ Just do it!! と言いたいところですが、

『行動』はプロコミの最終ゴールです。

やはり、ポイントを抑えてミスが起こらない様に注意が必要です。


『行動』で考慮するポイントを3種類に分類しました。

1.必然性
2.意識
3.強制


◆1.必然性◆
●想定内の行動

WBSやスケジュール等で定義された行動(作業)を意味します。
また、リスク管理等で発生が想定されている行動(作業)等も含みます。

●想定外の行動

予測されていなく、偶発的に発生する未知の行動(作業)を意味します。
  緊急性の高い事が多く、場当たり的になる場合が多々あります。
  『認知』『判断』のプロセスを必ず行う必要があります。

◆2.意識◆
●意識的な行動

『認知』『判断』に基づいた行動を意味します。

●無意識な行動

組織・個人の文化・習慣・経験等による反射的な行動を意味します。
『認知』『判断』のプロセスを端折る事が多々あります。
要注意です。


◆3.強制◆
●強制的な行動

顧客・上司等・プロジェクト状況により、規制された行動を意味します。


●非強制的な行動

顧客・上司等・プロジェクト状況によらず、自主的な行動を意味します。
  


◆補足◆

『行動』でも『判断』で取上げた3要素の関係しますが、
本号では省略します。

●立場依存性
●タイミング依存性
●連続性

『#9 判断の種類』を参考にしてください。


本日はここまでです。


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2005年11月22日

#12 行動の定義

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◆ 第3のゴール『行動』の定義
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●復習:プロコミの3つのゴール

プロコミには3つのゴールが存在します。
この3つのゴールは独立していません。

認知、判断、行動の順番で依存しています。


【開始】 【認知】 【判断】 【行動】
  □------------->■
 □------------->□------------->■
 □------------->□------------->□------------>■


ゴールが『行動』の場合、当然『判断』のデキが影響します。

正確に『判断』されていないと、正しい『行動』は出来ませんよね!!



●第3のゴール『行動』の定義

まずは言葉の意味から考えます。
gooで『行動』を調べてみました。

(引用開始)------------------------------------------------------------


(1)実際に体を動かして、あることを行うこと。実行。おこない。
「―に移る」「ただちに―する」
〔行為とはほぼ同義だが、行動は人間の集団や動物のふるまいについても用いられる〕
(2)〔心〕〔behavior〕外部から客観的に観察できる、人間や動物の行為や反応。


(引用終了)------------------------------------------------------------


プロコミでは上記引用の(1)(2)両方の意味で『行動』を定義します。


▼プロコミの『行動』の定義▼

正しい『認知』『判断』に基づき、

プロジェクトの目的を達成するため意識的に行う最良の行為。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^   ^^^^^^^^^^


ポイントは2つです。

『意識的』と『可視化』です。


●第3のゴール『行動』のポイント『意識的』

『行動』には理由がります。
『行動』の前に理由を考え、何をどのように行うか決める必要があります。


ですから無意識に『行動』する事はミスを犯しやすくなります。


『行動』をチェックできないからです。


ですからプロコミで『行動』は『認知』『判断』を経て意識的に行う事と定義
しています。



●第3のゴール『行動』のポイント『可視化』

プロジェクトの状況を把握するには可視化が必要です。

『認知』『判断』の可視化も大切ですが、特に『行動』では重要です。


『行動』はログとして保存(可視化)して、
いつでも確認できるようにしておきたいですね。


トラブルが生じた場合にトレースが容易になります。


また、このログは立場により参照権限等は考えられますが、
基本的にはオープンにすべきだと思います。


オープン化によりステークホルダ内で情報共有が出来るからです。


プロジェクトは風通し(情報共有・流通)が良いと何かと上手くいく事が多い
ように感じます。


本日はここまでです。


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2005年11月15日

#11 判断のまとめ

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◆ 判断のまとめ
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プロコミの第3のゴール『行動』を考える前に、
第2のゴールである『判断』についてまとめてみます。


●プロコミの3つのゴールの復習から

プロコミの相手(受信者)への期待により3つのゴールに分類されます。

1.認知:正しく情報を理解して欲しい時
2.判断:正しく情報を理解し、かつ判断して欲しい時
3.行動:正しく情報を理解し、判断し、かつ行動して欲しい時

[一言]

『判断』は正しい『認知』が前提条件となっています。
『判断』の質は『認知』のデキに左右されます。



●『判断』の定義

正しい『認知』に基づき、
^^^^^^^^^^^^^
プロジェクトの目的を達成するために最良の決定を下すこと。

[一言]

『プロジェクト全体の目的達成』が『判断』の基準となります。
個々の利益を基準としてはいけませんよ。私事は禁物です。



●『判断』の3つの種類

正しく情報を理解して頂くためには3つの要素を考慮する必要があります。

1.立場依存性(ボトムアップ型/トップダウン型/水平方向型)
2.タイミング依存性
3.連続性

[一言]

連続性がある場合は、最終判断がプロコミの終了となります。
最終判断して欲しい時期から逆算してスケジューリングする事が大切です。



●『判断』の思考プロセス

プロセスはPDCA(Plan:計画/Do:実施/Check:確認/Action:リトライ)
で考えると分かりやすいですね。

『判断』の定義・種類を意識しながら下記フローで考えましょう!!

◆計画プロセス(Plan)

1)判断を求める内容は?
2)判断を求める相手は?(立場依存性)
3)判断を求める時期は?(タイミング依存性)
4)最終判断までの経路は(連続性)


◆実行プロセス(Do準備編)

1)『認知』のための情報を収集する。
2)『判断』に必要なストーリを考える
3)プロコミの媒体・方法の決定
4)プロコミの媒体・方法の作成


◆実行プロセス(Do実行編)

1)プロコミの実施


◆確認・再実行プロセス(Check/Action)

1)結果の確認
2)結果がNGの場合は原因を調べ、リトライ


[一言]

確認・再実行プロセスを忘れないでくださいね。
ヤリッパナシは禁物です。

実行したらフォローですよ!!



本日はここまでです。


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2005年11月08日

#10 判断の思考プロセス

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◆ プロコミの第2のゴール『判断』の思考プロセス
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●まずはイメージから

何事も最初が肝心です。
まず、『判断』についてイメージしてみましょう。

以下の4つについてイメージして下さい。


1)判断を求める内容は?

2)判断を求める相手は?(立場依存性)

3)判断を求める時期は?(タイミング依存性)

4)最終判断までの経路は(連続性)
^^^^


●次に、準備です。

イメージが明確になったら情報を整理しましょう。

『判断』は正しい『認知』を前提としています。要注意です。

情報が整理できたらプロコミの媒体・方法の決めて、作成しましょう。


1)『認知』のための情報を収集する。

2)『判断』に必要なストーリを考える

3)プロコミの媒体・方法の決定

4)プロコミの媒体・方法の作成


連続性がある場合は、複数人(組織)に複数回プロコミが発生します。

毎回媒体を作成しするとかなりコストが掛かりますから、できるだけ共通化した
方が良いですね。


ただし、時はコストを掛ける必要があります。


『判断』されなければ意味が無いですからね・・・メリハリが大事です。


●最後にプロコミ実施!!

連続性を意識し、最終判断(目的)を達成するまでプロコミを続けます。

『認知』と同様に確認を忘れないで下さいね。重要です!!


1)プロコミの実施

2)結果の確認

3)結果がNGの場合は原因を調べ、リトライ

*最終判断の結果が出るまで1)〜3)を繰り返す



本日はここまでです。




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2005年11月01日

#9 判断の種類

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◆ 第2のゴール『判断』の種類
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●第2のゴール『判断』の種類

プロジェクトでは『判断』の連続です。
物事をを決めていかなければプロジェクトは進みません。

(もちろん『判断』の前には『認知』、後には『行動』が必要となります。)


『判断』はプロジェクトにおける立場・役割によって範囲・権限が異なります。
また、プロジェクトのステータス・状況により『判断』を行う内容・優先度が
異なります。


そこで、
『判断』で考慮する要素を3種類に分類しました。

1.立場依存性
2.タイミング依存性
3.連続性


◆1.立場依存性 ◆

判断可能な内容・範囲はプロジェクトにおける立場や役割により決定されます。
全てのステークホルダが同じレベルで判断をする事はできません。


判断を依頼する方向により、立場依存性を3つの型に分類します、。


 ●ボトムアップ型

 プロジェクトオーナー、リーダや上司など自分よりもプロジェクトにおける
 立場が高いステークホルダに判断を依頼する場合。

  B --- 判断を依頼 ---> A  *プロジェクトにおける立場 A > B 

 ボトムアップ型では判断を依頼する相手に、その権限があるか見極める必要
 があります。権限がない相手による判断は意味を持ちませんし、プロジェク
 トが混乱します。また、リカバリにもコストが掛かります。


 ●トップダウン型

 プロジェクトオーナー、リーダや上司などが自分よりもプロジェクトにおける
 立場の低いステークホルダに対して判断を依頼する場合。

  B <--- 判断を依頼 --- A  *プロジェクトにおける立場 A > B

 トップダウン型では判断を任せる相手を見極める必要があります。
 判断を任せうる知識・技術・人間性・ポジションを有し、かつ信頼できる
 相手である必要があります。


 ●水平方向型

 自分と同じ立場のステークホルダに判断を依頼する場合です。

  B <--- 判断を依頼 --- A  *プロジェクトにおける立場 A = B


◆2.タイミング依存性 ◆

プロジェクトの状況・状態により判断される内容・優先度が異なりますので、
判断にはタイミングが必要となります。効率よくプロジェクトを進めためには
適切な時に適切な判断を行う必要があります。


◆3.連続性 ◆

1つの判断で完結するのではなく、連続した判断が必要な場合があります。

つまり、連続性です。

連続性には立場依存性やタイミング依存性も含まれますが、先行する判断と
後に続く判断が存在します。最終的な判断がプロコミのゴールとなります。
^^^^^^^^^^^^^^^^

先行する判断は、後に続く判断の制約条件となります。


例)ある業務システム開発プロジェクトで画面レイアウトの仕様を決定する
場合の連続性。( *この場合決定 = 判断 )

 判断A:システム受託会社の設計担当者
 判断B:システム受託会社のプロジェクトリーダ
 判断C:システム発注会社の担当者
 判断D:システム発注会社の責任者

  判断A →→→→ 判断B →→→→ 判断C →→→→ 判断D
    ↑        ↑       ↑        ↑
  Bの先行判断   Cの先行判断   Dの先行判断    最終判断 
 


本日はここまでです。


次号ではプロコミの第2のゴール『判断』の思考プロセスについて考えます。


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2005年10月25日

#8 判断の定義

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◆ 第2のゴール『判断』の定義
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●復習:プロコミの3つのゴール

プロコミには3つのゴールが存在します。
この3つのゴールは独立していません。

認知、判断、行動の順番で依存しています。


【開始】 【認知】 【判断】 【行動】
  □------------->■
 □------------->□------------->■
 □------------->□------------->□------------>■


ゴールが『判断』の場合、当然『認知』のデキが影響します。

正確に『認知』されていないと、正しい『判断』は出来ませんよね!!



●第2のゴール『判断』の定義

まずは言葉の意味から考えます。
gooで『判断』を調べてみました。

(引用開始)------------------------------------------------------------

(1)物事を理解して、考えを決めること。論理・基準などに従って、判定を下す
  こと。
「―を下す」「―をあおぐ」「善悪を―する」「―がつかない」

(2)吉凶をうらなうこと。
「姓名―」

(3)〔論〕〔英 judgement; (ドイツ) Urteil〕ある対象について何事かを断定
  する人間の思惟作用。命題を内容とする思考の働き。また、命題自体。

(引用終了)------------------------------------------------------------


プロコミでは上記引用の(1)の意味で『判断』を定義します。


▼プロコミの『判断』の定義▼

正しい『認知』に基づき、
^^^^^^^^^^^^^
プロジェクトの目的を達成するために最良の決定を下すこと。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^


ポイントは2つです。

正しい『認知』と『基準』です。



●第2のゴール『判断』の基準 (*『認知』は省略します。)

『基準』はもちろん、プロジェクトの目的を達成させることです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

なぜなら、
プロジェクトのステークホルダにはプロジェクトの目的を達成する義務がある
からです。


当然ですよね!?!


本当でしょうか?考えてみてください。


(・・・考え中・・・)


組織・個人の理論や力関係で『判断』されていませんか?


プロジェクトは様々なステークホルダ(組織・人)が存在します。
また、その構造も様々です。


組織や個人は自分(達)の利益を優先し、『部分最適な判断』が横行してます。
本来の目的を忘れ、自己保身に走るからですね。


判断基準が『利害』では正しい『判断』は生まれません。
判断基準はあくまで『プロジェクト全体の目的の達成』である必要があります。
                ^^^^
つまり『全体最適な判断』です。


私は

プロジェクトの目的達成の前では全てのステークホルダは平等!!

と考えてます。


真摯に信念と勇気を持って『判断』する事、『判断』を受入れる事が大事です。





本日はここまでです。


次号ではプロコミの第2のゴール『判断の種類』について考えます。


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2005年10月18日

#7 認知のまとめ

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◆ 認知のまとめ
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プロコミの第2のゴール『判断』を考える前に、
最初のゴールである『認知』についてまとめてみます。


■プロコミの3つのゴール
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
プロコミの相手(受信者)への期待により3つのゴールに分類されます。

1.認知:正しく情報を理解して欲しい時
2.判断:正しく情報を理解し、かつ判断して欲しい時
3.行動:正しく情報を理解し、判断し、かつ行動して欲しい時


★☆ポイント☆★

3つのゴールは『正しく情報を理解して頂く事』が基本となっています。

つまり、『認知』が最初かつ最重要のゴールと位置づけられます。



■『認知』の3つの要素
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
正しく情報を理解して頂くためには3つの要素を考慮する必要があります。


1.水平方向のバイアス:知識・経験などの色眼鏡
2.垂直方向のバイアス:組織・立場などの色眼鏡
3.人間性 :個性・状態などの特異性


★☆ポイント☆★

プロコミには『発信者』と『受信者』が存在します。
3つの要素は双方が意識する必要がありますよ。

『受信者』の理解がないと、正しく『認知』されませんからね!!



■『認知』の思考プロセス
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

PDCA(Plan:計画/Do:実施/Check:確認/Action:リトライ)で考えました。

最後にCheck(確認)を忘れないで下さいね。重要です!!


●Plan1 :プロコミのゴールは?⇒『認知』!!


●Plan2 :発信者は?


●Plan3 :『認知』してもらう相手は(受信者)?


●Plan4 :『認知』してもらう内容は?


●Plan5 :『認知』してもらう相手の『水平方向のバイアス』の確認


●Plan6 :『認知』してもらう相手の『垂直方向のバイアス』の確認


●Plan7 :『認知』してもらう相手の『人間性』の確認


●Plan8 :プロコミの媒体・方法の決定(口頭、文章、会議、メール・・・)


●Do1 :プロコミの媒体作成(Plan7の決定内容:媒体)


●Do2 :プロコミ実施(Plan7の決定内容:方法)


●Check :結果は? ⇒OK:プロコミ終了!!
     ↓
  ↓NG
     ↓
●Action:原因を精査しリトライ!!


(補足)

特にPlan(計画)では6W1Hを考慮してくださいね。

---------------------------------------
○Why(目的) :Plan1
○Who(誰が) :Plan2
○Whom(誰に) :Plan3
○What(何を) :Plan4(5/6/7)
○How(手段) :Plan8
○When(いつ) :Plan8
○Where(どこで):Plan8
---------------------------------------


本日はここまでです。


次号ではプロコミの第2のゴール『判断』について考えます。


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2005年10月04日

#5 垂直方向のバイアス

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◆ 垂直方向のバイアス
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プロコミの最初かつ最重要のゴール『認知』のミスを防ぐために、
考慮すべきもう1つのバイアスが『垂直方向のバイアス』です。


『垂直方向のバイアス』は組織・職位・立場などによる色眼鏡の事です。


プロジェクトには色々な組織・職位・立場の人が参画しています。
この参画者・組織をプロジェクトのステークホルダと言います。


ステークホルダは『利害関係者』と訳されることが多いようですが、
私はあまり好きではありません。


『利害』ってあまり響きが良くないですよね?
^^^^

ですので、私の訳し方はこれです。そのままです。(笑)

ステークホルダ=プロジェクトに関わる全ての組織・人
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

では『垂直方向のバイアス』の
極端な例を3つ挙げてみます。(本当に極端ですよ!!)

[垂直方向のバイアスが生じる例]----------------------------------------

■■例1
発注者と受注者

■■例2
複数の会社が受注している場合における受注会社間

■■例3
プロジェクトリーダとメンバ

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踊る大捜査線では、そのキャッチフレーズ
『事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!』
の通り、会議室側と現場側でかなり激しく対立していまよね。


お互いが『垂直方向のバイアス』を理解していない(したくない?)事で
対立が生じてると考えられます。


室井さんのように双方の色眼鏡を認識し、行動できる人がプロジェクトには
必須ですね。



読者さんの周りの人を見回してみてください。

・・・・・・・


『垂直方向のバイアス』を考慮しない事により、正しく『認識』されず
対立している事はありませんか?



プロコミは発信者と受信者がいますから、『垂直方向のバイアス』は双方に
存在する事を忘れないで下さいね。


特に『垂直方向のバイアス』は相手を理解する事が重要です!!



『垂直方向のバイアス』のチェックポイントです。

●チェックポイント(眼鏡の色=組織・職位・立場など)

 □ あなた(発信者)の眼鏡の色は何色ですか?
 □ 受信者は誰ですか?
 □ 受信者の眼鏡の色は何色ですか?
 □ あなた(発信者)と受信者の眼鏡に色の違いはありますか?
 □ 受信者に『認知』される内容(表現)ですか?
(眼鏡の色を考慮していますか??)


【発】垂直方向バイアスと【受】垂直方向バイアスの差を意識して下さい。

■発信側: 情報+【発】垂直方向バイアス
■受信側:(情報+【発】垂直方向バイアス)-【受】垂直方向バイアス



本日はここまでです。


次号では認知の『人間性』について考えたいと思います。


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2005年09月27日

#4 水平方向のバイアス

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◆ 水平方向のバイアス
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プロコミの最初かつ最重要のゴール『認知』のミスを防ぐために、
考慮すべきバイアスの1つが『水平方向のバイアス』です。


『水平方向のバイアス』は知識や経験などによる色眼鏡の事です。


極端な例を3つ挙げてみます。(本当に極端ですよ!!)


[水平方向のバイアスが生じる例]----------------------------------------

■■例1
入社10年目の人と新入社員


■■例2
Java言語を10年経験した人と初めての人


■■例3
10年プロジェクトに参加している人とプロジェクトに参加して1ヶ月の人

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読者さんの周りの人を見回してみてください。
全く同じ色眼鏡の人は存在しないですよね(?)
^^^^^^


同じプロジェクトや組織に長くいるメンバの中には似ている色眼鏡を
持つ場合もありますし、水平方向のバイアスの誤差が小さい場合には
『暗黙の了解』や『つうと言えばかあ』なども成立すると思います。


しかし・・・


全く同じ色眼鏡の人は存在しないですよね(??)
『暗黙の了解』や『つうと言えばかあ』は効率の良いコミュニケーションですが、
プロコミでは少し危険があると考えます。



それは『水平方向のバイアス』を考慮しないため『認知』のミスが結構多いよう
に感じるからです。


また、
プロコミは発信者と受信者がいますから、『水平方向のバイアス』は双方に
存在する事を忘れないで下さいね。



『水平方向のバイアス』のチェックポイントです。

●チェックポイント(眼鏡の色=水平方向のバイアス)

 □ あなた(発信者)の眼鏡の色は何色ですか?
 □ 受信者は誰ですか?
 □ 受信者の眼鏡の色は何色ですか?
 □ あなた(発信者)と受信者の眼鏡に色の違いはありますか?
 □ 受信者に『認知』される内容(表現)ですか?
(眼鏡の色を考慮していますか??)


【発】水平方向バイアスと【受】水平方向バイアスの差を意識して下さい。

■発信側: 情報+【発】水平方向バイアス
■受信側:(情報+【発】水平方向バイアス)-【受】水平方向バイアス



本日はここまでです。


次号では『垂直方向のバイアス』について考えたいと思います。


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