2005年11月01日

#9 判断の種類

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◆ 第2のゴール『判断』の種類
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●第2のゴール『判断』の種類

プロジェクトでは『判断』の連続です。
物事をを決めていかなければプロジェクトは進みません。

(もちろん『判断』の前には『認知』、後には『行動』が必要となります。)


『判断』はプロジェクトにおける立場・役割によって範囲・権限が異なります。
また、プロジェクトのステータス・状況により『判断』を行う内容・優先度が
異なります。


そこで、
『判断』で考慮する要素を3種類に分類しました。

1.立場依存性
2.タイミング依存性
3.連続性


◆1.立場依存性 ◆

判断可能な内容・範囲はプロジェクトにおける立場や役割により決定されます。
全てのステークホルダが同じレベルで判断をする事はできません。


判断を依頼する方向により、立場依存性を3つの型に分類します、。


 ●ボトムアップ型

 プロジェクトオーナー、リーダや上司など自分よりもプロジェクトにおける
 立場が高いステークホルダに判断を依頼する場合。

  B --- 判断を依頼 ---> A  *プロジェクトにおける立場 A > B 

 ボトムアップ型では判断を依頼する相手に、その権限があるか見極める必要
 があります。権限がない相手による判断は意味を持ちませんし、プロジェク
 トが混乱します。また、リカバリにもコストが掛かります。


 ●トップダウン型

 プロジェクトオーナー、リーダや上司などが自分よりもプロジェクトにおける
 立場の低いステークホルダに対して判断を依頼する場合。

  B <--- 判断を依頼 --- A  *プロジェクトにおける立場 A > B

 トップダウン型では判断を任せる相手を見極める必要があります。
 判断を任せうる知識・技術・人間性・ポジションを有し、かつ信頼できる
 相手である必要があります。


 ●水平方向型

 自分と同じ立場のステークホルダに判断を依頼する場合です。

  B <--- 判断を依頼 --- A  *プロジェクトにおける立場 A = B


◆2.タイミング依存性 ◆

プロジェクトの状況・状態により判断される内容・優先度が異なりますので、
判断にはタイミングが必要となります。効率よくプロジェクトを進めためには
適切な時に適切な判断を行う必要があります。


◆3.連続性 ◆

1つの判断で完結するのではなく、連続した判断が必要な場合があります。

つまり、連続性です。

連続性には立場依存性やタイミング依存性も含まれますが、先行する判断と
後に続く判断が存在します。最終的な判断がプロコミのゴールとなります。
^^^^^^^^^^^^^^^^

先行する判断は、後に続く判断の制約条件となります。


例)ある業務システム開発プロジェクトで画面レイアウトの仕様を決定する
場合の連続性。( *この場合決定 = 判断 )

 判断A:システム受託会社の設計担当者
 判断B:システム受託会社のプロジェクトリーダ
 判断C:システム発注会社の担当者
 判断D:システム発注会社の責任者

  判断A →→→→ 判断B →→→→ 判断C →→→→ 判断D
    ↑        ↑       ↑        ↑
  Bの先行判断   Cの先行判断   Dの先行判断    最終判断 
 


本日はここまでです。


次号ではプロコミの第2のゴール『判断』の思考プロセスについて考えます。


posted by mori at 00:00| Comment(0) | メルマガバックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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